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病院や施設に入り続けると失うもの

病院や施設に入ると元気になる、そう考える方も
多いと思いますが、失っていくものも多いです。
理学療法士と季節感

先日ある入所さんと話しているときに、
こんな話になりました。

入所さん:「先生、いまは夏ですか?」

私:「いや春ですよ」

特に何の変哲もない会話のように思いますよね。


この方が気にされていたのは、季節感がないことなのですが、
自分に季節感がないことを感じたのはある2つのことでした。


室温が変わらない

病院や施設の中って一年中ほぼ同じ室温に保たれています。
夏でも、冬でも、スタッフは同じ格好です。

冬にはそれなりに厚着をされる方もいらっしゃいますが、
基本的には屋外のような寒さを感じることはありません。

これだとなかなか季節の移ろいを感じることはできないですよね。


衣替えをしない

男性目線だとこういうところに目が行き届きませんが、
主婦をされていた方だと、夏物や冬物をタンスから出したり
しまったりする作業があったはずです。

入院や入所をしていると、夏物や冬物の衣類の入れ替えは
ありません。病院なら病衣をずっときているかもしれませんし、
施設でも家族がもってきてくる服を着ていることが多いです。



小さいことなのかもしれませんが、こういう小さいことの
積み重ねで認知が始まっていくのかもしません。


暑すぎると「もうこんな暑いのは嫌だ」とか、寒すぎると
「早く暖かくならないかなぁ」とか、考えることもありますが、
日本には四季があり、その気候の中で私たちは生きてきました。


そう考えると、四季が奪われた入院、入所生活って
そのヒトらしく生活してもらうには、少し物足りないですよね。


最近の介護施設では花を植えたり、畑を耕したり、
自然を感じるイベントを行なっているところも
増えてきているようです。


自分は高齢者になっても、季節の移り変わりは感じいたいので、
私が担当する患者さんや入所さんには季節を感じていただけるように
屋外にお連れする機会をできるだけ作るようにしています。


やっぱり季節感は大事でしょう。

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