病院や施設で働いていると、いろいろな職種の方と
仕事をするわけですが、なかなか同じ方向を
みんなが向いている、というのは難しいです。
病院で働く場合には、医師や看護師、放射線技師、
臨床検査技師、ソーシャルワーカーなどと
一緒に仕事をします。

施設では看護師、介護福祉士、介護助手、ケアマネと
一緒に仕事をすることが多いでしょうか。

理学療法士の仕事チーム医療


本来であれば、「チーム医療」なんて言葉があるように
医師も、看護師も、理学療法士も、ソーシャルワーカーも、
みんな同じ方向に向かって治療や看護にあたっていくのが
当然なのでしょうが、なぜか若干ずれていることが多いのです。


なぜか?


それはベースが「患者さん」ではなく、「資格」になって
いるからだと私は考えます。

医師には医師の理念や考え方があり、看護師にも理念や
考えがあります。もちろん理学療法士にもありますよね。

前回の入浴の話と同じですが、それぞれの資格や職業の
壁が存在して、その垣根を越えることができない人が
多いと思います。

そりゃねぇ、いままで理学療法のことばっかり教えられて
きて、急に他職種の理念を全部飲み込むことなんて
簡単にはできません。


でもこれが資格ベースじゃなくて、患者さんをベースに
すればできると思うんです。

「この患者さんが良くなるためにはどうすればいいか」

この目線を持ち続けるだけでいいのです。

その目標に対して、医師ができることを医師が行い、
看護師ができることを看護師が行っていく、そうすれば
医師の理念が、とか、看護師の理念が、という話には
ならないはずです。

全員が同じ方向を向いて、患者さんに向き合うことが
できれば、これほど良いことはないですね。



PS.先日書店で目にした「良い病院ランキング」
みたいな本に、知っている病院が載っていました。

その病院には某手術で有名な先生がいらっしゃるのですが、
僕がその先生から手術を受けた患者さんから聞いて
いることとだいぶ違う内容でその病院が紹介されていました^^;

ああいう本はグルメのランキングと一緒で、1つの参考に
するのはいいのでしょうが、広告的な要素も大きいので
危うい部分も大きいのだと気づきました。


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