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腰痛診療ガイドライン、心理的ストレスが要因に

腰痛の検査や治療が大きく変わるかもしれない、
そんなニュースが発表されていましたね。
おはようございます。こちらのブログでは
本年初の投稿となります。

今年も医療ニュースや時事ネタなどは、こちらの
ブログでお伝えしていこうと思いますので、
どうぞ宜しく御願いします。


さて新年一発目は腰痛の話題です。

腰痛とストレス

さて一部メディアで発表されていた腰痛の
診療ガイドラインですが、かなり大きな変化が
ありましたね。

と、その前に「診療ガイドライン」というのは、
病気や疾患を患ったとき、医師や医療従事者、
そして患者さんが適切な判断ができるように
支援する目的で科学的根拠に基づいて作成された
文書のことを言います。

今回の腰痛の診療ガイドラインでの一番の
サプライズは、腰痛の発症や慢性化に
心理的ストレスが関与していることを
しっかり明記したことだと思います。

しかも画像検査などでも原因が特定出来ない腰痛が
大半を占めるとも書かれています。



「何をそんなに驚いているの?」と聞きたくなるかも
しれませんが、いままでの整形外科での腰痛検査では
画像に基づいて行われることがほとんどでした。

一般的な腰痛の診察の流れは、

腰痛の診察

問診、触診、レントゲン撮影などが行われ、それでも
原因がはっきりしかったり、症状が続く場合には
MRIやCTによる詳しい検査が行われます。



私が以前一緒に働いていた某院長は、問診や触診を
ほとんどせず、「腰が痛いですか?じゃあレントゲンを
撮りましょう」と、なんでもかんでもまずレントゲン
だったわけです。

まあこの方の場合は、ちょっと◯◯的な悲しい理由も
あるのですが、腰痛に限らず近年の整形外科の診察では、
レントゲンが主流だったことは間違いないでしょう。

でも明らかに若くて骨にも異常がない患者さんにも
「ここが原因です!」ってよく説明していました。
患者さんも「????」って感じでしたが^^;


腰痛に関する心理的要因については、少し前から
言われれるようになってきました。

某テレビ局の番組では腰痛の75%が心理的要因によるものと
断言していました。またその番組では整形外科や
有名な治療家に診てもらっても改善しなかった腰痛が
心療内科で話を聞いてもらったら治ったと紹介していました。


痛みと心理的要因なストレスが関係していることは
事実だと思いますし、それはデータでも裏付けられています。


このニュースをみて、ちょっと気がかりに思ったことが2つ。
1つは、理学療法士として腰痛にどう関わっていくか、
その方法が変わってくるのではないかということ。

某テレビ局が言うように、腰痛の75%が心理的要因に
よるものであれば、単純に運動療法だけしていれば
良いということにはなりません。

治療を通じてお話をする中や、運動療法によって痛みが
少しでも軽減することによって心理的なストレスが
軽減されるということもあるでしょうが、そういう
治療はどうあるべきなのか、早急に作ってく必要があります。


2つめは、画像に写らなくても腰痛が成り立つことになって、
診療ガイドラインに示されているように、明らかに骨に異常が
ある場合を除いてはレントゲン撮影はいらないとなれば、
原因の分からない腰痛は何でもかんでも「ストレスです!」と
片付けられていく可能性もあります。



あとこの知識が世間に浸透してくると、医師が
「レントゲンを撮りましょう」と言っても
「骨に本当に原因はあるんですか?」と聞く患者さんも
出てくるかもしれませんんね。骨に異常がないか調べる
ためにレントゲン撮影をするわけなのですが・・・。

レントゲン撮影ができないと、診察にも影響しますし、
病院経営的にもダメージがありそうです。

また画像に写らないこを理由に、その知識を悪用されて
しまう可能性もありますよね。このあたりは慎重に
進めなくてはなりません。

腰痛の診察とレントゲン撮影

この流れ通りにはいかなくなるんですかね。


いずれにせよ、腰痛の診察でレントゲン撮影をしない
という流れに、いますぐなることはないでしょうが、
今後の流れが変わってしまう分岐点にいることは
間違いなさそうです。

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