大殿筋の形はイメージできましたか?
お尻の一番大きな筋肉なので、
イメージはしやすいと思います。

その大殿筋の作用(仕事)ですが、
前回のお話では股関節の伸展と外旋に
使われると記載しました。

もう少し詳しくみていきましょう。

前回の大殿筋の写真を拡大してみましょう。

股関節痛み原因ストレッチ 大殿筋アップ
Image copyright Primal Pictures 3D Anatomy (転載・引用厳禁)

よく診ると線があるのがお分かりでしょうか?
このイラストでいうと、左上から右下に流れるように。

これは筋線維の走行を示しています。

筋線維に方向があるということはどういうことか?
ゴムに例えましょう。
股関節痛み原因ストレッチ 筋線維の走行
ゴムは伸びて縮もうとするとき、
ゴム走行にそって縮もうとします。

筋肉も同じように収縮するときは
筋線維の方向にそって収縮します。
そのことは以前筋肉の伸び縮みのところで
お話をしました。

⇒伸び縮みの記事はこちら

ということは、この大殿筋の筋線維の方向を考えると、
大殿筋が収縮して作用すると、股関節を後ろに伸ばす
「伸展」ではなく、股関節を外に捻る(ひねる)「外旋」の
動きが強くなりそうな感じがします。

でも教科書には「大殿筋は伸展に使われる」と
かいてあるんです。

このあたりはちょっと難しいですね。
わからければ、なんとなくでいいですよ^^;

筋肉のおもしろいところであり、難しいところでもあるのですが、
一概に教科書に載ってるような動きにならないことあります。

今回の大殿筋の話では、大殿筋が伸展に作用するのは、
股関節が屈曲位といって前に曲がった状態から
股関節を伸ばすときです。


さらにですね、上1/3、下1/3、そしてその間の部分に分けると、
上1/3は股関節の外転といって股関節をひらく運動に、
下1/3はうちに閉じる内転という運動に使われます。

おいおい、前回言てなかったよ、
ってお気づきの方はしっかり覚えてますよね。
はい、外転と内転の話は、ややこしくなるので、
しておりませんでした。


筋肉は関節の位置によってその作用は変わってきます。
もっともっとややこしいことをいうと、
股関節だけではなく、膝関節や足、骨盤の状態にも
影響をうけることになります。

そんなこと、全部考えながら運動をしていく必要があるんです。
だからややこしい!でもおもしろい!


※追記
今日のお話を聞いて、少し余裕のある方は、
新しい股関節ブログで、大殿筋の筋トレと
ストレッチについてさらに詳しく解説しています。

お時間がございましたら、合わせてそちらも
ご覧ください。

大殿筋を中心に股関節伸展の筋トレをわかりやすく解説

大殿筋のストレッチの正しい方法
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